製材部 | 平田木材店

製材所として創業した平田木材店。
京若狭の杉や桧で、構造材、内装材、下地材土木用材まで幅広く製造しています。
JAS認定工場で高品質な木材を。木工品の制作まで手掛けています。

製材部の強み①

京若狭エリアの繋がり

冷涼な気候で育った若狭地方の木材、そして古くからの丁寧な育成方法がなされた京都北部地方の木材、それぞれのよさを生かし、ブレンドして適材適所に使用するのが平田流です。歴史ある産地との信頼関係をもとに、経験豊富な社員の目利きにより、高品質な丸太を仕入れています。

製材部の強み②

原木の目利き

自社の誇れる商品力は、素材選びから。毎月、製材部長が市場で目利きをして原木を仕入れます。丸太の木口面は、その木の履歴書と同じ。いつ頃、枝打ちがされているか、風や雪の被害を受けていないか等、じっくり品質を見極めて、他の買い方と駆け引きしながら逸品の丸太を仕入れます。

製材部の強み③

自社での原木ストック管理

仕入れた原木は、自社の工場敷地内に持ち返ってストックします。丸太とは、魚や野菜と同じように「旬」のある素材です。伐り旬と呼ばれる季節にしっかり丸太を仕入れ、適切なシーズンに製材へ回すよう計画的にストックすることで、素材に腐りや虫が入らないよう管理しています。

製材部の強み④

平田流の木取り

いよいよ丸太から建築用の角材を作る工程へ。製材台車に乗った職人が、一本ずつ木の個性を見極めて、刃物を入れる位置を見定めていきます。この職人の判断によって、取れる製品の品質・歩留が大きく左右される重要な工程の一つです。

どのように鋸の刃を入れて丸を四角にするか？
部材の取り方を「木取り」といいます。

製材部の強み⑤

天然乾燥・人工乾燥

平田木材店では、木の粘り強さや香りを活かすため、原則として天然乾燥による出荷を行っています。但し、ご要望があれば、人工乾燥にも応じます。特に乾燥品質では、「よぉ乾いてて、現場で狂いなく納めやすかったですよ！」と大工さんからも太鼓判をいただいています。

製材部の強み⑥

自社での機械メンテナンス

製材を行う上で欠かせないのが、鋸の刃の目立て。目立て・機械メンテナンスの専属スタッフが毎日手入れを行います。また、万が一に機械トラブルが生じた時も速やかに対応し、作業工程がストップすることのないよう解決します。

製材部の強み⑦

プレカットサポート

今や建築業界で必須となりつつある、プレカット加工。当社では、パートナー企業と連携し、製材品のプレカット加工に対応していますので、ご安心ください。

京若狭材の厚みフローリング（スギ）

化粧野地としても使える、30mmのリッチな厚みがポイント。幅や厚みが大きくなるほど、反り・割れの制御が難しくなる木材ですが、原木の目利きから製材～乾燥まで木を扱うプロが作る渾身の一作。贅沢な厚みによって、冬でも素足で歩ける木の温もりと重厚感に、お施主様からもご好評いただいています。

京若狭材のモルダー加工付（カネマキ）
柱（スギ・ヒノキ）

戦後に植林された人工林の間伐材を使用しています。6軸モルダー加工を施しているため、モルダー仕上げの状態で出荷できます。ご必要な場合にはJAS規格材の指定にお応えしますので、ご連絡ください。また、プレカット加工サポートも行っています。

長さ	3000mm 4000mm 6000mm
幅	105mm角 120mm角

京若狭材のラス貫（スギ）

「化粧に使えるほど美しい！」と言われるほど、節が少ない下地材は、節の出にくい丸太の外側（辺材）部分を利用して製造しています。内装材に使えるほど節が少なく、下地材に使った時に釘が効きやすいと、大工さん達にご愛顧いただいている、平田オリジナルの下地材です。