先日、弊社の日頃の福井県産材利用拡大への取り組みを評価いただき、
福井県から知事表彰を受けました!
みなさまの日頃のご愛顧のおかげです。
いつもありがとうございます。
実は地元で建つ木造住宅は、そのほとんどが県外の木で建てられています。
大手ハウスメーカー・中小工務店を問わず、大量の丸太が供給できる遠い地域の木材を使うことが多いです。
そのような木材を出す大規模な製材所では、数をさばくことが何より大切。
そのため、なるべく簡単な製材方法をとります。
直径がだいたい揃った丸太を大量に用意し、同じ寸法の材料を大量に製材するのです。
一方で、県内の木は林業の盛んな地域と比べると供給量が少ない。しかも、一本一本がとても太い。
このような木で商売を成り立たせるには、知恵や工夫が必要になります。
1本1本の丸太の特徴をよく捉えて、最も価値が高くなるように、様々な種類の材料を製材する必要があります。
日本には様々な太さの木が生えていますから、それぞれに合理的な活用方法があります。
そのため、どちらのやり方が正しいという話ではありません。
ただ、福井県の木を建築に使うということは、それだけ知恵や工夫が必要になるということなのです。
そこまでして、なぜ地域材ファーストにこだわるのか?
目の前に資源があるのに、わざわざ遠くから持ってきたものを使うのはもったいない。
SDGs以前に、その土地のモノや仲間たちと事業を営みたいという素直な感覚です。
長くなってしまいました。
今後も地域材ファーストでやって参りますので、よろしくお願いいたします。